はじめに

私は長らくOneDriveにOffice系のファイルを保存しておりました。しかし、容量不足やクラウドとはいえバックアップも必要であることを考えると、手間が増えて面倒になってきました。そこで、自宅のファイルサーバにデータを移すことにしました。
一方で、ファイルサーバのOffice系ファイルを開くと「保護ビュー」としていったん開き、「編集を有効にする」を押下することで編集できるようになります。もともとは、セキュリティの機能ですが、自宅で使用するには手間なので表示しない方法を調査しました。

環境

私の使用環境は以下となっています。この現象は、Mac OSで発生しておりませんでした。
  • ファイルサーバ:Ubuntu / SAMBA
  • クライアント:Windows11 Pro
  • その他の条件:
    • Windows上でファイルサーバをIPアドレス指定(192.168.xxx.yyy)してマウント
    • セキュリティソフトにESETを使用(今回は関係なし)

また、Officeアプリのトラストセンター(ファイル > オプション > トラストセンター > トラストセンターの設定 > 信頼できる場所の設定)にファイルサーバを追加しようとしましたが、ネットワーク上の場所を指定することはできませんでした。

トラストセンターの信頼できる場所

ファイルサーバの場所を設定すると弾かれる

対策

対策は、WindowsのマウントポイントにIPアドレスを指定しないことです。
設定手順を示します。
  1. LMHOSTSファイルを作成する。
    IPアドレス□ホスト名□#PREを記載する(□は半角スペース)。なお、IPアドレスはファイルサーバのモノを指定し、ホスト名は適切に設定、#PREは固定値です。このファイルをANSI文字コードで保存してください(おそらくUTF-8でも可)。ファイル名は拡張子なしで「lmhosts」です。
  2. ファイルを「C:\Windows\System32\drivers\etc」に保存する。
  3. Windowsを再起動する。
  4. 再起動後、マイコンピュータ画面でネットワークの場所を追加する。追加するときは、「\\fs\\share」とする。
  5. ファイルサーバ上のオフィスファイルを開き、保護ビューが消えていることを確認する。

まとめ

意外と簡単でした。備忘録的に記載しましたので、誰かのお役に立てればと思います。
なにか質問があれば、@rosev838まで。

参照情報

[1] 信頼できる場所に設定できません, Microsoft Learn, https://learn.microsoft.com/ja-jp/answers/questions/4788902/question-4788902, accessed 2026-02-23.
[2] ■ LMHOSTSにサーバーのIPアドレスとコンピューター名を定義 ■, MK工房 業務ソフト開発室 , https://www.mkkobo.com/SecuritySet/ServerSet03.htm, accessed 2026-02-23.